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極低出生体重児の誕生後1か月間

どうも。ゆーみーです。

今回は、先月生まれた我が子の1か月間の様子をお伝えしていこうと思います。
前の記事でも書いたように、結構な早産で生まれたので

低出生体重児

というカテゴリーに属しています。

出生時体重による分類

出生時体重範囲による呼称は下記のようになっています。

4000g以上 高出生体重児
2500g以上 正出生体重児
2500g未満 低出生体重児
1500g未満 極低出生体重児
1000g未満 超低出生体重児

我が子は1200g代で生まれたので、極低出生体重児となりました。
当然ですけども初めて聞きましたね。

NICUへの入院

出産直後での2ショット写真などを撮り終わったら
すぐにNICUへと入院になりました。

Neonatal Intensive Care Unitの略で
新生児集中治療室の事をいいます。

24時間体制で医師、看護師にお世話してもらう場所で
温度湿度をコントロールできる保育器の中で過ごします。

体温調節の機能がまだまだ未熟なので、35℃で高湿度の
蒸し風呂のような環境を作ってあげないと体温を維持できないんですね。

治療内容

他にもいろいろな治療が施されていきまして
下記のようなものがありました。

・呼吸の補助のために挿管での人工呼吸器
・血糖値確保などのための点滴
・胃腸の環境整備のためのビフィズス菌投与
・黄疸治療のための光線治療

口からの授乳もまだまだ出来ないので鼻から
胃まで管を挿入してミルクを管を通して飲んでもらうような状態でした。

最初の1週間

最初にお医者さんから説明を受けた中では
生まれてからの最初の数日間で脳内で出血が発生してしまうケースがあるらしく
それが原因で障害が残ったりすることがあるというのが一番心配でした。

我が子の場合では、幸いにも出血に至ることは無く
何とか無事に最初の1週間を乗り切ってくれました。

挿管での人工呼吸器も1週間程度で外れて
空気を圧力をかけて鼻から入れるタイプの補助呼吸へと切り替わっていきました。

コロナの影響で1日1時間という限られた面会の時間で
厳重に消毒とゴム手袋をした状態でしたが
保育器の中の我が子に触れられる瞬間はとても愛おしく感じましたね(⌒∇⌒)

母乳配達人

産後は母親も入院していましたが5日程度経つと退院して自宅に戻ることができました。

しかし、我が子は入院したままなので当初の出産予定日までの
数か月の間は離れ離れになってしまいます。

ここで一つ重要な任務として母乳を病院へ届けるというものがあります。

世の中には母乳を冷凍保存するための母乳バッグなるものが出回っているので
3時間程度ごとに搾乳をして、母乳バッグに入れて冷凍し
クーラーボックスに入れて病院まで届けることになります。

搾乳についても搾乳器もいろいろ発売されているようで
入院中にも手動、電動などいくつか試して使ってみて
一番快適だったのがmedelaの電動ダブルポンプ式でした(下記

 

こちらは最近出たもので、胸に触れる部分が少し柔らかい素材でできていて
痛くなりにくく、跡も残りにくいみたいでお気に入りでした。

私は自宅から病院までが車で1時間も離れているので、週2-3回で配達(面会)をしていました。

眼科の検査

最初の1週間で脳の出血はありませんでしたが
次に懸念されるのは目の血管の成長です。

早産児だと目の血管が伸びきらないままで生まれてくるので
その後に血管の成長がうまくいかずに視力、視野に影響することがあるようです。

場合によってはレーザーで血管を処置することもあるようですが
7~8割くらいは問題なく血管が伸びてくれるとの話がありました。

我が子も今の所は問題なく成長してきてくれているようでほっとしています。

養育医療給付の申請

これについては何気なく調べものをしてて見つけたのですが
特に病院側からはお知らせがありませんでした(私の場合)。

NICUに入るような低出生体重児には医療費も大きく掛かってくるので
その医療費分を給付してくれるという制度になっています。

こちらについては、医師の意見書が必要で
子供が入院中に申請を済ませる必要があるので、早めに申請しなければなりません。

役所のHPから申請書がダウンロードできることが多いと思います。
提出先は子育て支援課などの場所になりますね。

おわりに

1か月が経過してようやく保育器から出ることができ
退院に向けてのお世話の練習が始まっていく段階になりました。

またその様子についてもお伝えしていこうと思います。

ではまた(`・ω・´)

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