私は会社へ自転車で通勤をしています。
自転車通勤のデメリットはいろいろありますが、やはり雨の日が嫌だなぁと思いますね。
雨の日は公共交通機関で行くという選択肢もあるかもしれませんが
交通費が余計にかかったり、そもそも最寄りの駅から距離が遠かったりなどもあり
私のように雨の日でも自転車で通勤するという人もいると思います。
また、これから自転車通勤・通学を始めるという方向けにも
私が雨の日の自転車通勤に使用しているグッズを紹介していきたいと思います。
目次
雨の日の通勤スタイルについて
昔は傘をさして自転車に乗る人も多くいましたが
今では自転車の傘さし運転は、場合によっては5万円以下の罰金刑になる可能性があるので
今回紹介するのは、もちろんレインウェアを利用するスタイルになります。
ちなみに、大阪でのイメージがある自転車に傘を固定するやつでも
傘さし運転に該当するケースが大半なので、あきらめましょう。
あと、私はシティサイクルではなくクロスバイクを使用しているので
クロスバイク目線での紹介になります。
雨の日自転車通勤グッズ① レインウェア
レインウェアについては主に下記の2種類があり、それぞれメリットデメリットがあります。
・上下セパレートタイプ
・ポンチョタイプ
私は昔はポンチョタイプでしたが、今はセパレートタイプを使っています。
中にはフードにフェイスガード的な透明のつばがくっ付いているタイプもありますが
私はあまりオススメしません。レインキャップやレインバイザーの方がいいと思っています。
後ほど説明します。
レインウェア 上下セパレートタイプ
こちらはその名の通り、上着とズボンになっているタイプで
多くの人がイメージする形だと思います。私が思うメリットデメリットはこんな感じ。
メリット
・がっちりガードして雨が侵入してくる可能性が低い
・体にフィットして動きやすい
・多少風が強くても影響を受けにくい
デメリット
・フィットするが故にウェアの中が蒸れやすい
・カバンやリュックなどを雨から守ることが出来ない
こんな感じのものです。
レインウェア ポンチョタイプ
こちらは上着にファスナーがなく、そのまま被るタイプのものです。
昔使っていた時は、駐輪場で脱いで自転車に括り付けて置いていました。
私が思うメリットデメリットはこんな感じ。
メリット
・ファスナーが無いので脱ぎ着がしやすい
・ゆったりとしたサイズ感で蒸れにくい
・サイズを選べばリュックごと被ることが出来る
デメリット
・風が強いとめくれあがってしまい、動きづらかったり濡れてしまったりする。
・丈が長いとタイヤで巻き込んでしまう危険がある。
・サイズが大きめのため、コンパクトに畳みにくい
こんな見た目ですね。
レインウェア選択の注意点
上記のタイプの選択に加えて、セパレートタイプのレインウェアでは
耐水圧(mm) と 透湿性(g/m2/24h) という性能の数値表示があります。
耐水圧はその名の通りどれだけの水圧に耐えられるかを示していて
数値が高いほど水を通しにくいようになっています。目安として10,000mm以上がいいと思います。
透湿性は湿度をどのくらい通すことができるかを示していて
数値が高いほど湿気を外に逃がしやすくなっています。
5,000g以上、できれば8,000gある方が蒸れにくくて快適度が高くなります。
また、先ほどフードのつば付きタイプはオススメしないと言った理由ですが
折りたたんで収納する時に、つばの部分に圧力がかかりやすく
折れ目で白い筋が入ってしまったり、割れ目が入ってしまうことがあったためです。
利用するならレインキャップやレインバイザーとして独立させて収納時に破損しないようにしましょう。
レインウェアのオススメ品
上記のメリットデメリット、注意点を守った上であれば
好きなデザイン、色のものを選んで問題はないと思います。
ただし、あまり安いもの選ぶと劣化が早くて雨が防げなくなったりしますので
耐久性を買う意味でもそれなりの値段は出した方がいいと思います。
私が今使っているのは、ワークマン製のイージスのレインウェアです。
性能も問題なく使えてますし、デザイン的にもオススメできます。
ワークマンオンラインストア→ https://workman.jp/shop/g/g2300067555221/
楽天では下記のものあたりがよさそうですね。
雨の日自転車通勤グッズ② リュック
続いてはリュックについてです。
レインウェアをポンチョタイプのものにすれば普通のリュックでも大丈夫ですが
セパレートタイプではリュックにも防水対策が必要になります。
これにも主に2パターンの方法があります。
・防水仕様のリュック
・雨の日用に防水カバーを付けれるリュック
防水仕様は水が浸入することがなく安心して使えますが
防水素材で重量が重くなることと、値段が高くなるというデメリットがあります。
雨の日だけカバーをつけるタイプは軽いですが
カバーの付け外しは手間がかかり、雨が強いとカバーの端から水分が浸入してしまいます。
ビニール袋に入れて前かごで運ぶなんてことも出来ますが、袋の処理なども面倒ですし
走りやすさを重視して前かごを付けない人も多い気がします。
リュックのオススメ品
リュックについては、通勤で何を持ち運ぶかによって必要なサイズが異なりますが
書類などが入れやすいようにスクエアタイプの形状がいいと思います。
私が使用しているのは、これまたワークマン製のイージスのメッセンジャーバッグです。
ワークマンプラスの店舗に出向いて見繕ったんで、まぁそうなります笑
ワークマンオンラインストア→https://workman.jp/shop/g/g2300066848010/
これは表面に縫い目やファスナーが無くて水滴が流れ落ちやすいですし
開閉は上部を数回折り曲げてバックルでロックするタイプでサッと開閉できます。
もう少し容量が欲しい時にはノースフェイスのヒューズボックスを使っています。
高いですけど、その分丈夫でしっかりしてますし、黒なら仕事にも使いやすいですね。
雨の日自転車通勤グッズ③ レインキャップ/バイザー
レインウェアの説明でも触れましたが、使うなら独立したレインキャップまたはバイザーをオススメします。
雨の日だと視界が悪いので、目元を保護するための
レインキャップ/バイザーは安全のためにも重要になります。
私はバイザータイプでなるべく視界を広くとっています。
バイザータイプで注意が必要なのが、頭への固定方法です。
私が今持っているのはいわゆるカチューシャタイプで、挟み込むように装着するだけなのでとてもズレやすいです。
下の商品のように、バンドで締め付けるタイプの方がズレが無く
快適に使えると思うので、次はこのタイプを買おうと思っています。
ただし、風が強い時にはつばが広いタイプだと、抵抗が大きく
突風でバイザーが飛ばされてしまう危険性があります。
風が強いことが多い地域ではつばの短めのタイプがオススメですね。
雨の日自転車通勤グッズ④ ライト
雨の日は暗くなるのも早いです。早めのライト点灯で危険を回避するのも大事です。
一般的なシティサイクルの場合は前輪で発電してライトを点灯させるのが多いですが
クロスバイクなどの重量が軽めで走りやすい自転車になると
ライトは充電式でハンドル部分に付けるタイプが主流だと思います。
交換の手間がある電池式ではなく、USBなどで充電できるバッテリー式がいいと思います。
ライト本体も、防水仕様が存在しているのですが、ひとつ注意点があります。
それは 本体の電源スイッチがタッチセンサー式か押しボタン式かどうか です。
私は今、タッチセンサー式のものを使っているのですが、誤作動が多いです。
会社で駐輪している間でも、雨がかかると起動してしまうことがあるようで
帰りに使用したいタイミングでバッテリーが切れていることが何度もありました。
そこだけ注意してもらえば、バッテリー容量、明るさと値段との相談になると思いますが
安全を重視するなら、下記のようにテールライトが付属しているものを付けると安心感が増すと思います。
雨の日自転車通勤グッズ⑤ 泥除け
空からの雨を防ぐのも大事ですが、汚れという意味ではタイヤからの跳ね上げを防がないといけません。
シティサイクルには通常装備されている泥除けも
クロスバイクにはついていないケースが多いです。
「泥除け」で検索すると、下記のように簡単に後付け出来る
取り外し可能な軽量タイプのものがよく出てくるんですが
これ、正直おすすめできません・・
なぜなら、構造上後輪のカバーが長くできないのでどうしても
後輪からの跳ね上げを防ぎきることが出来ないからです。
なので、私が使用しているのは下記のように、後輪の軸も利用して
がっちり固定するタイプのものです。
こっちは取り付けがちょっと大変ですが
重量がそれほど増えるわけではなく違和感なく使えてます。
雨の日だけでなく、雨上がりで晴れてるけど水たまりが多い状況でも
安心してスピードが出せるので、とてもストレスフリーになっています。
雨の日自転車通勤グッズ⑥ 靴
スニーカーや運動靴でも防水や撥水を表示しているものはあると思いますが
実際は雨の日に靴下まで水が入ってきてしまうこと、あると思います。
やはり雨の日にはレインブーツがおすすめですね。
最近は下記のようにおしゃれなものも出ています。
仕事の都合で革靴が必須という人にはブーツカバーという選択肢もあります。
雨の日自転車通勤グッズ⑦ 手袋
夏なら手袋なしで放熱したほうが快適なことも多いですが
冬だと冷たくてブレーキ操作にも支障が出てしまいます。
雨以外にも防寒用で使うならスマホ対応のものが便利ですね。
下記のように、ファスナーで大きく開くタイプの方がスムーズに着脱できていいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私が実際に使用しているものも含め、選択時の注意点などを紹介してきました。
中でもオススメ度が高いのは泥除けですね。
クロスバイクの人は快適度が変わると思います。
ぜひ参考にしていただいて快適な雨の日通勤にしていきましょう!